活動報告 HOME活動報告令和7年度 富山県原子力防災訓練 (氷見市:氷見運動公園) 令和7年度 富山県原子力防災訓練 (氷見市:氷見運動公園) 2025.11.24 11月24日(月曜日・祝)氷見運動公園 富山県原子力防災訓練への参加協力の要請が富山県診療放射線技師会にありました。本年度も8名の参加要請を受けております。 担当は避難退域時検査です。 富山県氷見市原子力防災訓練 活動報告 1. 実施日・場所 実施日:2025年11月24日 実施場所:富山県氷見市一帯----→滑川市(住民避難先)、志賀原子力発電所、富山県庁 他 ※我々は氷見運動公園に設置の住民検査会場(避難退域時検査会場)にて活動 2. 訓練の概要 当会場の訓練(避難退域時検査の訓練)は、原子力発電所における事故を想定し、避難住民や車両等に放射 性物質の付着がないか迅速かつ正確に確認する体制を確認することを目的として実施された。 富山県診療放射線技師会は、避難退域時検査(避難住民のスクリーニングと放射線量計測)に関わる技術的 支援を担当した。 3. 当会の主な役割 原発施設事故を想定し、空気中に飛散した放射性物質が避難住民の衣服等に付着していないかを計測機器に より判定する。以下の業務を担当した。 ・住民の身体表面汚染検査 ・衣服/所持品の簡易スクリーニング ・測定機器の取り扱い ・検査の流れに関する案内 4. 富山県診療放射線技師会の担当業務 住民検査場所の責任者補佐として、空間線量測定と各検査場所の支援や来賓への説明 避難住民の指定箇所検査(放射能汚染の有無)における測定担当 避難住民の確認検査(汚染箇所の特定)における測定担当 として以下の業務を行った。 4-1. 各検査場の点検・支援 放射能汚染の疑いがある住民の確認作業支援と計測機器によるスクリーニング検査 放射能汚染があると判定された住民の汚染箇所特定のための測定作業及び汚染拡大防止作業 住民の不安をあおらないような現状の説明 検査会場内の動線確認と案内(スムーズな検査の流れの構築) 4-2. 来賓への説明 放射能汚染疑いのある住民のスクリーニングの手順や意味、また測定機器の概要、住民避難時の検査フロー について来賓に説明した。当会として、診療放射線技師の原子力災害時の役割や体制について説明した。 4-3. 空間放射線量の定期測定 検査会場内の外部および本部テント内部の空間線量を定期的に測定 異常値の有無を確認し、必要に応じて 本部へ報告。 5. 訓練を通しての所見 検査体制全体としてペーパーレス化が進められ、住民(車両)確認がQRコード等を利用した認識システムと なりスムーズな流れが作られたと思った。ただ今回初めてのシステム導入であり認識装置の使用等にはトラ ブルが多少あった。測定機器の配置や動線に関しては、実災害時を想定してさらに改善できる点も見られ た。 来賓の方々には技師会の原子力災害時の役割を知ってもらうのと共に今回担当している避難退域時検査 の意味や重要性を理解していただく良い機会になったと思っている。地域防災における放射線技師の重要性 を再認識した訓練となった。 6. まとめ 今回の氷見市における原子力防災訓練は、県や市、関係機関との協力体制のもと、実践的な訓練を行うこと ができたと実感している。自分自身も責任者補佐として現場全体の状況把握と調整を行い、今後の実災害対 策に向けて貴重な経験となった。引き続き、技師会として地域の原子力防災に貢献できるよう取り組んでい きたい。 戻る 次へ
富山県原
担当は避難退
富山県氷見市原子力防災訓練 活動報告
1. 実施日・場所
実施日:2025年11月24日
実施場所:富山県氷見市一帯----→滑川市(住民避難先)、志賀原子力発電所、富山県庁 他
※我々は氷見運動公園に設置の住民検査会場(避難退域時検査会場)にて活動
2. 訓練の概要
当会場の訓練(避難退域時検査の訓練)は、原子力発電所における事故を想定し、避難住民や車両等に放射
性物質の付着がないか迅速かつ正確に確認する体制を確認することを目的として実施された。
富山県診療放射線技師会は、避難退域時検査(避難住民のスクリーニングと放射線量計測)に関わる技術的
支援を担当した。
3. 当会の主な役割
原発施設事故を想定し、空気中に飛散した放射性物質が避難住民の衣服等に付着していないかを計測機器に
より判定する。以下の業務を担当した。
・住民の身体表面汚染検査
・衣服/所持品の簡易スクリーニング
・測定機器の取り扱い
・検査の流れに関する案内
4. 富山県診療放射線技師会の担当業務
住民検査場所の責任者補佐として、空間線量測定と各検査場所の支援や来賓への説明
避難住民の指定箇所検査(放射能汚染の有無)における測定担当
避難住民の確認検査(汚染箇所の特定)における測定担当
として以下の業務を行った。
4-1. 各検査場の点検・支援
放射能汚染の疑いがある住民の確認作業支援と計測機器によるスクリーニング検査
放射能汚染があると判定された住民の汚染箇所特定のための測定作業及び汚染拡大防止作業
住民の不安をあおらないような現状の説明
検査会場内の動線確認と案内(スムーズな検査の流れの構築)
4-2. 来賓への説明
放射能汚染疑いのある住民のスクリーニングの手順や意味、また測定機器の概要、住民避難時の検査フロー
について来賓に説明した。当会として、診療放射線技師の原子力災害時の役割や体制について説明した。
4-3. 空間放射線量の定期測定
検査会場内の外部および本部テント内部の空間線量を定期的に測定 異常値の有無を確認し、必要に応じて
本部へ報告。
5. 訓練を通しての所見
検査体制全体としてペーパーレス化が進められ、住民(車両)確認がQRコード等を利用した認識システムと
なりスムーズな流れが作られたと思った。ただ今回初めてのシステム導入であり認識装置の使用等にはトラ
ブルが多少あった。測定機器の配置や動線に関しては、実災害時を想定してさらに改善できる点も見られ
た。 来賓の方々には技師会の原子力災害時の役割を知ってもらうのと共に今回担当している避難退域時検査
の意味や重要性を理解していただく良い機会になったと思っている。地域防災における放射線技師の重要性
を再認識した訓練となった。
6. まとめ
今回の氷見市における原子力防災訓練は、県や市、関係機関との協力体制のもと、実践的な訓練を行うこと
ができたと実感している。自分自身も責任者補佐として現場全体の状況把握と調整を行い、今後の実災害対
策に向けて貴重な経験となった。引き続き、技師会として地域の原子力防災に貢献できるよう取り組んでい
きたい。